【レビュー】ワンサイドフォークTCシェルターはソロキャンプにぴったりのテント!

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皆さんはソロキャンプではどんなテントを使っていますか?ドーム型やワンポール型、パップテントなどさまざまなスタイルのテントがあって悩みますよね。

筆者はタラスブルバのワンサイドフォークTCシェルターを使用しています。パップテントでの野営スタイルに憧れて選んだのですが、従来のパップテントにはない魅力がありソロキャンプにはなくてはならないものになっています。

メリット・デメリットを紹介していきますので、テント選びで迷っている方はぜひ参考にしてください!

ワンサイドフォークTCシェルターの特徴

まずはテントの特徴から紹介します。

タラスブルバとは

タラスブルバは日本発のアウトドアブランドで40年以上の歴史があります。一時その活動を停止していましたが、2017年に活動を再開しました。

タラスブルバのアイテムは、サイトに馴染みやすい自然の色合いを活かしたデザインが特徴です。また、リーズナブルな価格設定でありながら、十分な機能性・耐久性を備えています。

ワンサイドフォークTCシェルター

ワンサイドフォークTCシェルターは見た目はパップテントですが、片方に二股ポールを使用しているので厳密にはパップテントとは違います。

設営方法はとても簡単。生地をペグで固定したら、テントの中に入り2組のポールを立ち上げるだけです。慣れてくれば20分ほどで設営できます。

収納サイズW65×D23×H23cm
重量10.7kg
全体サイズW470×D230×H180cm

おすすめな点4つ

筆者が「ここが良い!」と思うワンサイドフォークTCシェルターのおすすめポイント

1.居住性が高い

パップテントといえばバンドックの「ソロベース」が有名ですが、従来のパップテントは高さが130cm以下のものが多く、テント内ではローチェアに座っても頭が幕に当たってしまいます。

この高さが原因で、パップテントを選択肢から外した方も多いでしょう。

ですが、このワンサイドフォークTCシェルターは高さが180cmあるので立ったまま着替えもできます。屈むことが少ないので背中や腰が痛くなりにくいです。

片側が二股ポールなのでテントを閉めた状態でも出入りがしやすく、テント内のデッドスペースも軽減されています。横幅が470cm、奥行きが230cmと他のパップテントよりも広めの設計なので、ソロキャンプの荷物くらいであれば全て中にしまうことができます。

テントから離れる際や就寝時に、テーブルやラックなどをテント内に入れらるので防犯面でも安心です。

2.TC素材により寒暖差で起きがちな結露がしにくい

筆者が12月にキャンプに行った際、夜中に氷点下まで気温が下がりましたが翌朝結露していませんでした。テントが濡れていると、布で拭きとる、日光に当てて乾かすなど手間も時間もかかります。撤収時にテントが乾くまで待つ必要が無いので、自分のペースで片付けを進められるのは大きなメリットです。

3.スカートが付いている

スカートが付いていると地面とテントの隙間からの風を防げるので、冬のキャンプでも使えます。スカート部分にもTC素材が使用されているのもポイント

TC素材のテントでもスカート部分はポリエステルを使用しているものがあるのですが、テント本体の生地は結露していないのにスカート部分だけ濡れていることもあります。テントが濡れたまま畳むとカビの発生原因にもなるので、ここは嬉しいポイントです。

4.両側がオープンになる

従来のパップテントは前面のみ開くものがほとんどですが、ワンサイドフォークTCシェルターは両側が開くのでタープのようにも使えます。

日中は両側を開けてタープとして開放的に使い、夕方からは前側だけを開けて野営スタイルを楽しむなど、設営の自由度が高いです。

残念な点2つ

満足度の高いテントですが、「ここが惜しい!」という点が2つあります。

1.サイドウォールがない

サイドウォールが無いので、雨が降った際は横から吹き込んでしまうことがあります。また、両サイドが開いているのでプライバシーの確保も十分ではありません。

2.狭い区画サイトでは設営が難しい

ワンサイドフォークTCシェルターは、設営時の横幅が470cmと他のソロキャンプ用テントに比べて少し大きめです。張り綱を打ち込む場所も含めると約6mくらいのスペースが必要になり、狭めの区画サイトではギリギリの設置になります。

区画サイトも広さは様々ですので、予約する際は必ずサイトの広さをチェックしましょう。

まとめ

ワンサイドフォークTCシェルターはこんな人におすすめ!

  • パップテントで野営スタイルを楽しみたいけど、居住性も確保したい
  • 就寝時は荷物を全てテント内に入れて安心して眠りたい


見た目は無骨でかっこよく、テント内もゆとりある快適なキャンプを体験してみてはいかがでしょうか!

※筆者設営時の写真

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